男の子にとって父親の存在とは

親が子供を口先だけでほめていたら、子供はバカにされているような気分になるので、ほめない方がましです。
そしてほめた時には、肩や腕に触れたり、頭をなでたり抱っこしてあげたりと、スキンシップもちゃんとするようにしましょう。
パパやママの気持ちがより子供に伝わるはずです。

昔は「父親は3年に1度、片頬で微笑めばいい」などといわれていました。
でも最近はそんな厳しいパパは少なくなってきましたね。
このパパの厳しさですが、子供に愛情を持った温かい厳しさか、父親自身の自分勝手な冷たい厳しさかで、大きく違ってきます。
もし温かい厳しさならば、ママは心配しないで、子供に優しく接する役割を担当するようにしましょう。

父親は男の子にとって、対立しながら乗り越えていく存在です。
簡単に乗り越えられても困るし、どう頑張っても乗り越えられない存在でもうまく成長できません。
簡単には乗り越えるのは無理だけど、努力すれば何とかできるというのが一番。

子供の性格は変わりうるもの。
子供は心と体が同時に成長していきます。
もしママが今まで厳しすぎたと思うのなら、気がついた今がチャンスですね。
もう遅いなんてことはないのです。

怒りすぎていたと思うなら、少し怒ることを減らしてみましょう。
一日中怒っていたのなら、1~2回減らしてみることです。
カッとなって怒っていたのを、意識的にやさしく諭すようにしましょう。
家の中で大声で怒鳴ったりすることが多かったと思うなら、静かに話すように努力してみるといいですね。
こうした毎日の積み重ねはとても大切です。

すぐにぶったり蹴ったりするので、幼稚園でもみんなが避けているような気がします。
私も園の行事に参加するのが嫌になります。

なんだか乱暴者のレッテルを貼られているみたいで、ママとしては肩身が狭いことでしょう。
ではどうしてお友達に乱暴をしてしまうのでしょうか?その原因を考えてみましょう。